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    2022ファッショニスタはもう「エシカルファッション」にシフトしている

    2022年4月25日

    「流行り廃りが早く、着用サイクルが短い」「消費者はシーズンが終わったら廃棄(大量生産・大量廃棄)」、「環境や生産者、消費者の健康に害を及ぼす恐れがある化学繊維が使用されていることも」といった懸念材料が多いファストファッションに別れを告げて、すでにエシカルファッションに移行しているセレブやインフルエンサーはたくさん。

    流行に左右されないミニマルな着こなしが評判の俳優のアンジェリーナ・ジョリーは、プライベートでもレッドカーペットでも、生産過程で動物が傷つけられていないか、人道的に問題のない製法で作られたアイテムかどうかを確認したうえで洋服やバッグ、靴、ジュエリーなどを選んでいることで知られる。近年では、子供たちがアンジェリーナが過去にアワードなどで着用した“お古”のドレスをリメイクしたものを着て映画のプレミアに登場したことでも話題になった。

    型にはまらない自由なファッションセンスが光る俳優のティモシー・シャラメもエシカルファッション・アイコンの1人。毛皮フリーのパイオニア的ブランドであるステラ・マッカートニー(Stella McCartney)や、廃棄された漁網や廃プラスチックをリサイクルした再生ナイロンのプラダ(Prada)のスーツをばっちりと着こなしてエシカルファッションの魅力を体現している。

    ヴィンテージの洋服を愛用したり、トレンドのシルエットにお直しして着るセレブも増えている。シンガーのリアーナは、シャネル(CHANNEL)やディオール(Dior)のヴィンテージアイテムを近年頻繁に愛用しているほか、古着のジャージやシルクスカーフなどをリメイクしたロンドン発のブランド、コナー・アイヴズ(Conner Ives)もお気に入り。

    モデルのベラ・ハディッドは、ジャン・ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)、コム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)、クロエ(Chloé)といったハイファッションブランドのヴィンテージアイテムのほか、Y2Kトレンドで再び脚光を浴びるアバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)やフィオルッチ(Fiorucci)といった懐かしのブランドの古着を私服に取り入れている。

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